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| 今回はブレーキマスタシリンダーで発生した液圧がどのように伝わっていくかを勉強していきましょう。 |
| まず、ブレーキペダルを踏むと、その踏んだ力がマスターシリンダーを伝わって、マスターシリンダーの中のブレーキ液を押し出すポンプのような役目をしているのは前回ご説明したのでお分かり頂けたかと思います。 そこで発生した液圧は下の図のように伝わって行くのです。 |
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| @ブレーキペダル |
フットブレーキともいい、踏力を液圧発生装置に伝達するための装置。てこの原理を応用し、ペダル比により踏力を数倍に増大させます。 |
| A真空倍力装置 (ブレーキブースター) |
ブレーキペダルで増大された踏力をエンジンの吸気負圧を利用して制動力を増幅させる装置。 軽いペダル踏力で確実な制動力を発揮するもので、現代では軽自動車から大型車までほとんどのクルマに採用されています。 |
| Bブレーキマスター シリンダー |
ブレーキペダルに加えられた踏力を液圧に変換する装置。構造は注射器のようなもので、ブレーキ液を圧縮吐出する圧縮室とブレーキ液を蓄えるリザーバータンクより構成されています。 |
| C圧力制御弁 (NPバルブ) |
制動時、車の重心荷重が前輪に移動し、後輪がロックしスピンすることを避けるために後輪の液圧を調整し制動力を分配させるための装置です。 |
| D・Fブレーキホース | ブレーキ液(液圧)を伝達するためのホースで、ホイール部分やサスペンション部分などのブレーキパイプでは対応できないフレキシブルに動く場所に使用します。 |
| Eフロントブレーキ (ディスクタイプ) |
車輪と一体に回転するブレーキディスクの両面にブレーキパッド(摩擦材)を押し付けて制動力を発生する外部押圧式ブレーキ装置。放熱性に優れ、制動力も安定しています。 |
| Gリアブレーキ (ドラムタイプ) |
車軸に取り付けられたドラム内側にライニングを張った2個のブレーキシュー(摩擦材)をホイールシリンダーからの液力により広げ、圧着して制動する内部拡張式ブレーキ装置。放熱性に劣っていますが制動力は強いです。 |
| 以上のように、ブレーキペダルを踏んで押し出されたブレーキ液はブレーキパイプ、ブレ ーキホースを通って車輪に付いているディスクブレーキやドラムブレーキを作動させることによって、自動車を止めるわけです。 |
| もしも皆さんの車のブレーキに異常を感じたら上の部品のいずれかに問題がある可能性があります。すぐに整備工場に行って診断してもらいましょう。 |
| ブレーキは皆さんの命を預かる大事な部品です。定期的な点検は必ず必要なのです。 |