| Q 1.ブレーキ液の保管有効期間はどの程度か。 |
| Q 2.ディスク車のブレーキ液は、どうして早期交換をしなければいけないのか。 |
| Q 3.ブレーキ液は、なぜ塗装面に良くないのか。 |
| Q 4.クーラントをサブタンク未装着の大型車に使用する際には、どんなことに気を付 ければ良いか。 |
| Q 5.クーラントの濃度は、冬季の凍結温度で決められるか。 また、濃度の測定方法はどのようにするのか。 |
| Q 6.クーラントの色は、なぜ緑、赤などに区別してあるのか。 |
| Q 7.冷却水は上水道、工業用水のどちらが良いか、またそれはなぜか。 |
| Q 8.ブレーキフルードの交換基準は? |
| Q 9.ブレーキフルード・テスターとは何を計測するのか。 |
| Q10.ブレーキフルード・テスターの信頼性はどの程度なのか。 |
| Q11.ブレーキフルードには3つの基準があるが、一般ドライバーはどれを使えばいいのか。 |
| Q1.ブレーキ液の保管有効期間はどの程度か。 |
| A. Seikenでは、ブレーキ液の生産ロット毎に2年間の取置きサンプルを実施してお |
| りますが、2〜3年間は品質に全く問題はありません。しかし防錆および酸化防止 |
| の添加剤により、液が淡黄色から黄色に変色することもあり得るので商品価値の |
| 上から必要以上に長期在庫することは避けるべきです。 |
| Q2. ディスク車のブレーキ液は、どうして早期交換をしなければいけないのか。 |
| A. ディスクローターとパッドの摩擦熱が直接キャリパー内のブレーキ液に伝わる為、 |
| 瞬間的に温度上昇します。ディスクブレーキは残圧による沸点上昇の加算がない |
| 分ドラムブレーキよりも急上昇に耐える高沸点を常に維持する必要がある訳です。 |
| Q3. ブレーキ液は、なぜ塗装面に良くないのか。 |
| A. ブレーキ液の主原料であるグリコール系のものは、塗料を溶解させるのに使用し |
| ており、塗装面に付着すると溶け込んで色をぼかし、塗装をはがす可能性があり |
| ます。 |
| Q4. クーラントをサブタンク未装着の大型車に使用する際には、どんなことに気を付 |
| ければ良いか。 |
| A. サブタンクの装着されていない大型車では、ラジエーター内水分の蒸発が著しく |
| (6ヵ月間で約5〜7%)、そのため、運転者は水を多く補給しがちなのでクー |
| ラント濃度がどうしても低下気味となります。そこで、クーラントテスコープな |
| どを利用し、定期的に濃度測定を行い、濃度を保ち防錆効果が低下しないように |
| する事が肝心です。 |
| Q5. クーラントの濃度は、冬季の凍結温度で決められるか。 |
| また、濃度の測定方法はどのようにするのか。 |
| A. 凍結温度だけでは決められません。 |
| 一般的に、「クーラントの濃度は、不凍性の面から走行地域の最低気温に耐える |
| 凍結温度を維持する濃度に保つ必要がある。」とありますが、あまり薄い濃度で |
| 使用してはいけません。濃度が薄くなれば、防錆剤の絶対量も少なくなりますの |
| で、防錆効果が低下し、防錆効果のある期間も短くなります。 |
| 特に、クーラントの場合は防錆性能が長期使用の重要なポイントとなり、JIS |
| 規格の金属腐食性試験、循環腐食性試験において、30%水溶液を用いて評価し |
| ていることから、30%以上の濃度で使用することが望まれます。 |
| また、濃度70%以上では、逆に性能を低下させるので使用してはなりません。 |
| 濃度測定については、簡便な方法として比重計などで比重を測定するか、屈折計 |
| (クーラントテスコープなど)で測定する、などが上げられます。 |
| Q6. クーラントの色は、なぜ緑、赤などに区別してあるのか。 |
| A. JIS規格では不凍液の適宜な着色をしなければならないとあります。 |
| クーラントの着色は、トヨタ系が赤色、その他カーメーカーが緑色を使用してお |
| ります。 |
| クーラントの着色は使用確認、液もれの発見、いろいろなオイルとの誤用防止、 |
| また特に水だけの使用を区別するために着色しております。 |
| Q7. 冷却水は上水道、工業用水のどちらが良いか、またそれはなぜか。 |
| A. 上水道は飲料水を供給するシステムであり、飲用しても人体に悪影響を及ぼさな |
| いことが必要であり、厳しい基準が省令によって定められております。 |
| 工業用水はその用途に応じて要求水質が異なり、業種別、用途別によって、標準 |
| 水質の基準値に大きな違いがあります。 |
| 自動車用の冷却水には水質にバラツキが少なく、容易に入手が可能である、上水 |
| 道を使用することが一般的です。 |
| 工業用水を用いる場合は何れの業種あるいは用途の水であるか、また、総硬度、 |
| 金属イオン濃度などを、あらかじめ調査した上で使用することが望まれます。 |
| Q8. ブレーキフルードの交換基準は? |
| A. 各種条件の内、判断しやすい内容のみ示します。 |
| 1.使用中のフルードの沸点が140゜C以下になった場合。 |
| 2.沈殿物(摩耗紛など)で黒褐色や異常な濁り、浮遊物を確認した場合。 |
| Q9. ブレーキフルード・テスターとは何を計測するのか。 |
| A. Q8に対するAの1.にある使用中フルードの沸点を測定する試験機です。 |
| 当社の試験機(BFT-1)はズバリ沸点が表示されます。 |
| 沸点は水の含有量で左右されますので、水分含有量とも相関している |
| と言えます。 |
| Q10. ブレーキフルード・テスターの信頼性はどの程度なのか。 |
| A. 当社のテスター(BFT-1)は測定温度が180゜C以上のとき、最大で |
| 5%の誤差が出ます。 |
| Q11. ブレーキフルードには3つの基準があるが、一般ドライバーはどれを使えばいいのか。 |
| A. ブレーキフルードには、一般車向けに3種類の基準が有ります。 |
| 沸点の高低によりBF3〈BF4〈BF5とクラス分けされています。 |
| 一般ドライバーはどれがいいか、というよりも各車両毎に規定されている |
| クラスのフルードをご使用下さることをお奨めします。ラリーを行うなどの、 |
| 特殊な車でなく、大衆車で日常からQ8のことについて注意しており、車検毎 |
| にフルードの全交換を行う限り、BF3で十分です。 |
| なお、高出力車はエンジンパワーが大きく、制動力も強化し、発熱量が大きい |
| ため、BF4クラス以上のフルードを指定する車両もあります。 |
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