ゴム部品 −カップ,ピストンシールとホース−

2)部 分 呼 称

ピストンカップの主な規格
2種・・・SBR,3種・・・EPDMが該当します。

JIS D2065-1988より抜粋(但し各数値の許容範囲は省略)

項  目

温度及び時間

規 定 事 項
1.状   態 硬   さ (Hs)60又は65又は70
引張り強さ
・・・・・・・10MPa{100kgf/cm}以上
伸   び
・・・・・・・300%以上
2.圧縮永久歪 120℃ 22時間(2種)
150℃ 22時間(3種)
30%以下
3.老 化 性 120℃ 70時間(2種)
150℃ 70時間(3種)
硬さ(Hs)変化の範囲 -5〜+5(2種)、-5〜+10(3種)
4.耐 液 性 120℃ 70時間(2種)
150℃ 70時間(3種)
1.ブレーキ液に浸けた場合の変化の範囲
 体積0〜+20%,リップ・ベースの直径0〜+5%,硬さ-15〜0HS
2.カップに極度の粘着、及び外観の異状があってはならない。
5.沈   殿 120℃ 70時間(2種)
150℃ 70時間(3種)
有害な沈殿物が生じてはならない。沈殿量(vol%)0.3以下
6.金属腐食性 100℃ 120時間 1.カップがシリンダー及びピストン本体に固着してはならない。
2.有害な沈殿物が生じてはならない。沈殿量(vol%)0.2以下
3.金属部分にさび、腐食、スラッジ及びゴム状物質を生じてはならない。しかし部品にわずかな変色は可。
7.耐 寒 性
 耐 寒 漏 れ
-40℃ 22時間
-40℃ 120時間
1.硬度変化は0〜+25HS。
2.き裂を発生せず、1分以下でほぼ原形に復さなければならい。
3.液漏れがあってはならない。
8.作動耐久性

・マスターシリンダー

100℃ 70時間(2種)
120℃ 70時間(3種)
7MPa{70kgf/p
}

・ホイールシリンダー

120℃ 70時間(2種)
150℃ 70時間(3種)
7MPa{70kgf/p
}
 または
10MPa{100kgf/p
}

1.液漏れがあってはならない。液漏れによる圧力降下があってはならない。
2.カップの締め代は下表の通り。

公称寸法

締 め 代
マスターシリンダーカップ ホイールシリンダーカップ

3/4以下
13/16〜1
1
,1/16〜1,1/2
1,5/8以上

0.30mm以上
0.40mm以上
0.51mm以上
0.65mm以上

0.40mm以上
0.51mm以上
0.65mm以上
0.75mm以上
3.カップに有害な変形、損耗、その他の欠陥があってはならない。
4.カップとの接触部分およびその隣接部のピストン並びにシリンダ内壁に、肉眼で認められる腐食があってはならない。ただし、わずかな汚染または変色はあってもよい。
5.硬さ (Hs) 変化 -15〜0 Hs

9.保存腐食性 @ 45℃湿度95%
16時間
A 20℃湿度95%
8時間
@、A交互に12各回
カップとの接触部及びその隣接部のピストン並びにシリンダ内壁に、肉眼で認められる腐食があってはならない。ただし、わずかな汚染または変色はあってもよい。
なお、カップの接触部及びその隣接部から離れた部分に生じた腐食その他の異状は、この試験による欠陥とはしない。

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